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学校は、歩いて数分のところにあって、私たちは、一緒に登校した。
学校に着くと、
「おはよ。文芽、高校に入っても仲良いね」
と、さっき話に出てた、原 菜々子が私と太一を交互に見ながら話しかけてきた。
「おはよう。菜々子、からかわないでよ」
顔が熱くなるのを感じなら、そう返した。
「まぁまぁ、私たちクラス一緒だよ。Cクラス、あとね」
そういうと菜々子は、私の耳元で、
「中山くんとも一緒」
と言った。
からかわれた事の謝罪はなかったけど、
太一と菜々子とクラスが一緒と聞いて、早めに教えてくれた、菜々子に感謝していた。
次の菜々子の言葉を聞くまでは、
「そういえば、文芽と同じ名字の子がBクラに居るよ。珍しいよね。簡単な花に音で、ハナネちゃんはおかしいから、カノンちゃんかな。」
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