―4限目―

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午前1:30... 日付が変わって一時間半。 「ありがとぉ旦那♪また来てねっ!!待ってるから!!」 奈美は客に甘い声で別れを告げ、店内へと入ると… 「あら、葵サンじゃないの」 と、NO.3の亜美が言う。 「ああ、いつもの子よろしく。」 「何お前…常連!?」 「ったりめーじゃん!!毎晩通ってるし!!」 田口はハイテンションで連れてきた前田に語りかける。 「………(どこにそんな金があんだか…)」 内心呆れ気味の前田だが、初めてなのでワクワク感というものもある。 連れてきた…というより、 正確には前田がうるさいから田口に無理矢理連れていかせたというカンジだ。 「パパぁ~!!」 「お~美奈ちゃん昨日ぶり!!!すっげー会いたかった」 「あたしもパパに会えなくて寂しかったよォ~?」 おもいっきりワザトだと思えるしぐさにも、テンションの上がる馬鹿が世の中にはいる。
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