―2限目―

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結局。 サボって最終的に授業に出たのは4時間目。 …よりによって、アイツの授業だ。 「ほらじゃぁ復習から入るぞ~…って…本田!お前また遅刻か!」 「はいはいすみません」 「そうかそうか。 そんなに俺の気を引きたいんだな…最初から素直にそう言えって。」 「何か勘違いしていらっしゃるようですが……授業やれよ。」 普通怒るだろ、今のは。 だが奴はそんな奴じゃぁない。 正直ちょっと…いや、バカだ。 「酷いなァ~まっこれも愛情表現…」 そのあとアレコレ言ってたけど、あたしは無視して席についた。 そしていつもどおりに、眠る。 こんなくだらない日々、終わっちゃえばいいのになあ。
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