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「そうだ。ダリアンについては?」
「ダリアン?」
話が一区切りついたところでルミアが思い出したかの様に聞いてきた。
ダリアンって何?
人?
「そう。自己紹介の時零にファイヤーボールをぶつけようとしてたあの金髪の」
「あぁ、1号のことね」
ダリアン?
そんな奴は知らん。
あれは金髪1号だ。
それ以上でも以下でもない。
「1号?何で1号なの?」
「そんなの金髪が5人いただろ?」
「うん。いっつも5人でつるんでるんだよね」
「その中の1号ってだけだ」
「!!!www1号ってwwwちょwwwそれはいけないんじゃwwwwwwあwwwダメwwwツボったwww」
ルミアのツボにハマった様だ。
「っじゃ、じゃあさっ、はーはー、他の4人、ゥック、は?」
過呼吸起こしてね?
なんか凄い顔赤いし。
「他?他の4人は2~5号ってことにはしてるけど識別はしとらんよ」
「識別してないってwwwそれwwwかわいそwww」
ルミアの腹筋が崩壊した。
「喧しいのぉ」
ルミアの馬鹿笑いにリリは顔をしかめる。
「ルミア、笑いすぎだから」
俺はそんなリリを撫でながらルミアを宥める。
「まぁそういうことだから話は終了だな。俺の部屋も見に行きたいし出るか」
「そうじゃな」
これ以上変に勘ぐられてもめんどくさいし、無理にでも話を切り上げよう。
リリもそんな俺の考えを察したのか早々とソファから立ち上がる。
「はいストッーープ!!」
駄菓子菓子ルミアが大きく手を挙げて止める。
「ったく、何だよ?」
「いwいいtww1、1号と何があったのかまだ聞いてない」
こいつも使い出したwww
「黒髪だからってちょっとだけ突っかかられただけだよ。それだけだ。じゃあ行くぞ」
「っえ、あーっちょっと!!待ってよ!!」
俺とリリはルミアをすり抜けて部屋を後にした。
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