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「頭のいいセラさんならわかりますよね?大天使であるセラさんがこちらの世界に来る方法は召喚以外にない。そしてセラさんを召喚できる人間なんておそらくこれから数百年、あの白いのくらいでしょう。わかりますね?」
「で、ですが…」
ここまで言って何を渋っているのかめんどくさい。
あまりこういうことはしたくないがしょうがない。
「それに俺もセラさんにはこっちにいて欲しいな」
「わかりましたしょうがにゃいですねそこまで言われてしまっては断ると言うのも無粋ですしねまったく零様はしょうがにゃいんですから」
正直神経を疑うがセラさんは俺を慕ってくれているみたいだ。
それなら多少お願いしても罰は当たらないよな。
「おう。それと白いのの監視とかもお願いしてもいいか?」
「任せて下さい。本当に零様はワタシがいにゃと駄目なんですから。それくらいのこと、私にかかれば呼吸するくらい簡単にゃことにゃですから。他ににゃにかあればいつでも言って下さい。そこの黒いのでは到底できにゃいこともワタシなら完璧にやって見せますにゃ」
「お、おう」
なんだこの溢れ出るやる気は。
「にゃーにゃー何言ってんだか」
「お前もな」
セラさんがマリスだからだろう、余裕の表情で腕を組むアッシュたんに封印ベルト(適当)をつけて同じ様にマリスにしてやる。
「にゃにゃ!?にゃにすんのよ!!折角戻れたのに!!」
「そうだ。折角だしセラさんにもベルトつけとこっか」
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