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九条「昨日はありがとう、おかげで助かったよ………」
九条はぺこりと頭を下げる。
維織は気にせずに本を広げた。
維織「気にしなくていい………」
九条「いや、でも……なんで助けてくれたんだ?」
維織「………可哀想だったから」
九条「………泣いていい?(;_;)」
(自分より年下の女の子に哀れられる俺って………)
維織の哀れみに半泣きになる九条。
その時、九条の顔の横を皿がすり抜けていった。
九条「∑おわっ!?な、なにすんだ!?」
准「ごめんなさい、手が滑ってしまいました(黒笑)」
維織「准ちゃん……うるさい…静かにして…
……お腹空いてる?」
九条「うん、空いてるけど?」
維織「じゃあ…准ちゃん…ハムサンド50人前…」
九条「∑ご、五十人前ッ!?
冗談だよな!?」
准「かしこまりましたお嬢様、しばらくお待ちください」
20分後、九条の目の前には山積みのハムサンドがあった。
九条「もう無理………うぇっぷ…死ぬ……喰いすぎて死ぬ…うぇっぷ………」
維織「………まだ、20人前しか食べてない」
准「全部食べるまで帰らせないわよ~♪(笑)」
九条「もう許してぇェェェェェェ!!!!!!!!」
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