24人が本棚に入れています
本棚に追加
「誰もテメェの汚ねぇ粗チンなんか見たくねぇだろ?
だから、パンツ履かせてやったんだ。」
整った顔立ちなのに、言動が全てを台無しにしている。
「だ、誰が粗チンだって?」
一生懸命に体を動かし主張するがギシギシと揺れるだけだ。
その上、麻のロープが水を吸って締め付けがキツくなる。
ヤバい、少し気持t(ry…
「それより、ロープを解けよ!!」
一瞬よぎった快感を打ち消すように、言う
「昨日の事じゃった……」
ちょ、オールスルーでおじいさんが話し始めた。
「神からの御告げがあったのじゃ。」
床に付くほど長い顎髭をふさふさ触りながら話を続けた。
「君の住んでいる村の中で、一番のバカが世界を救うと…な……」
「って!! 俺が一番バカだって?
う、嘘だぁ!!!!」
「おい、老いぼれジジイ。
違うだろ、村一番の粗チン野郎だろ。」
どうか、御告げが村一番のバカでありますように。
「そうじゃった。そうじゃった。
村一番のポコチンじゃったな。」
老いぼれジジイって言葉には一切触れず、頷く。
つか、村一番のポコチンって何?
人の話全く聞いてないだろ!
最初のコメントを投稿しよう!