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2011年3月11日、
国内最大級マグニチュード9.0を観測した東日本大震災。
私は宮城県の沿岸部に住んでいますが、
その日は家から電車で5駅ほど離れた所で仕事をしていました。
地震発生…そして津波
その、悪夢のような出来事を振り返ります。
私は今、こうして生きていますが
“運良く助かった”と感じる場面に数々遭遇します。
「あの時 もし〇〇していたら…」
全てが混乱状態の中で
なにが間違いだったのか
なにが正解だったのかは、わかりません。
この書は、
私が被災地で見た
人間の強さや弱さ、そして尊さを
遠くの地で被災地をテレビ越しから見守る方々にも知って欲しい、実体験のお話です。
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