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――――…
『…んー…。!!旅館!!!』
勢いよく起きた私は辺りを見渡した。
するとカーテンの隙間からは光が差し込み朝を伝えていて
自分のベッドの上に居た。
『夢??変な夢…でもあの執事さんカッコよかったなぁ…』
でも夢にしてはリアルすぎだわ。
…あの脱出ゲーム消そっと。
『……え、なんで??』
消せない…!!
それに古い旅館の絵じゃなく女の子の絵になってる…
『気持ち悪っ…なんで消えないわけ!!??』
"…ン…セ……"
『…え…』
"ボタン…オセ…"
『だれ…??
…っ!!指が勝手に…!!
嫌だ…押したくない……嫌っ!!』
―ポチッ……―
静かな部屋に携帯のボタン音だけが響いた。
『う…そ…!!』
"アハハ!!ヨウコソ…"
女の子の声が遠くて聞こえた…
気がつくとまた私は古い旅館に居た。
。
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