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『…』
急に飛び出したのはいいけど…このまま帰ってもきっとつまらない
けど私にこれといって馴染みの店がある分けでもない仕方ない…
『タクシー………えっ!!』
上げかけた右手を取られた
「…」
『…なっ!』
「…アンタが帰ったらつまんねーじゃん」
『…つまんねー?みわちゃんが居たでしょ?!離して!』
「ねぇ、それってアンタの嫉妬?」
『はああっ?何で私が、アンタ…に…しっと!??ンンーーッ』
捕まれたままの右手を寄せ左腕は私の後頭部を抱えるようにキスしてきた…いや、押し付けられた
『…ん!……ンんっっ…は…』
く…苦しい、ここ外だし!ダメ…頭がボーッとする…角度を変え何度も何度も
次第に、クチュクチュと音が出始め舌が絡み唾液が行き来する
掴まれて痛かったはずの右手も軽くなり自由になった腕は
自然に互いの背中へ回されキスだけに神経を寄せている
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