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目を瞑っていた。
吐き気に襲われながら俺は目を瞑っていた。
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ヤスト:うわっ!?
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俺の背面方向に重力が出現した。そして後ろから前へと風が吹き抜ける。
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ヤスト:ぎゃあああぁぁぁぁ!!
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俺は、おちている。落ちているのだ。
fellではない、fallingなのだ。
目を開けてみた。するとどこまでも続きそうな綺麗な青空が広がっている。
恐る恐る後ろを向く。結構高い、ヤバイかなり高いぞ。
あれは何だ、人が見える。一人は二丁拳銃、もう一人は槍を持っている。
などと考えているともう地面はすぐそこだった。
[ドサッッ]
俺が落ちるより遅く、非現実的な効果音が鳴った。
そして俺の回りにお馴染み黄色い衝撃波が…
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ランサー:又間抜け面がふえたか…
ガンナー:さっきの奴と同じ様な格好だな。さて、連れてくか。
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声が聞こえた。
さっきの奴?慎二なのだろうか。
確かめるすべもなく俺の意識はシャットダウンしていったのだ…
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