0人が本棚に入れています
本棚に追加
/2ページ
せかいのおわりが
「この世の終わりがもし明日なら、お前はどうする?」
「この世に「終わり」はないよ」
「もしもの話さ」
「・・・そうだな・・・・・・」
もしもこの世界が明日で終わるのならば
「・・・寝てるかな」
「なんだそれー」
もしも今ある全てが明日で無くなるのならば
「そういう君はどうなのさ」
僕は迷わず言うだろう
「「きっと怖くて世界よりも先に死んでる」」
「なんだ、結局お前もか」
「しょうがないだろう、怖いものは怖い」
「だな」
天を仰ぎ大きな口でハハと笑ったその顔は、
まるで世界を愛しているかの様であった。
次ページで同じ内容を少し細かく書いております
最初のコメントを投稿しよう!