第1夜:

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「だから俺にはいらねえって言ってるだろうが」 「あーあ、もう枯れちゃってるヨこの人」 本格的に諦めたのか青年はぱたん、と写真集を閉じる。 ちなみにお手製のあーちゃん専用。 「ってかあーちゃんやめろよ」 「可愛げあってイージャン?」 「可愛げあっても嬉しくねぇ …それよりも狩魔、お前他に用事があったんじゃねぇのか」 狩魔と呼ばれた青年はん?と首を傾げた。 「用事なんて特にないケド?」 「……てめえは…」 「強いて言うならってかここに来る理由は一つしかないデショ?」
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