再会

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君との距離が 少しずつ縮まったのは 皆から嫌われていたアイツのおかげだった アイツの話しをする事で 君との会話が増え アイツの不快な行動から 君を守るために 君との接触が増えていったね そうしている内に 毎日、君との距離が 縮まっていくのを感じて 嬉しかった 正直、アイツが 君の側に行くだけで 我慢できないぐらい嫌で嫌で ずっと、アイツを睨んでたけど アイツがそうする事で 君を守る大義名分を得られる そんな不純な気持ちも あの時、抱いていたんだ どんな理由でもいい 君に近づきたい そんな気持ちを持ちながら まだ… 自分の本心に 気づいていなかった いや、本能が 押さえていたのかもしれない 実る事はないからと…
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