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その頃、放送で緊急集会をすると言うことで生徒全員体育館に集められていた
「ねぇ、聞いた?転校生だってよ!」
「うんうん!どんな子が来るんだろうね!」
「ボソッ男だったらいいなぁ…」
「あ!さっちんの願望聞いちゃった~!」
「ば!バカ!そんなこといってねぇよ!!」
「ま、ありえないけどね~」
「まぁな……」
『よぉーし、静かにしろ~!今から転校生の紹介する~。心して聞け~!』
「ねぇねぇさっちん、何で飛鳥先生鼻にティッシュ積めてんのかなぁ?」
「さぁ知らん!レバーが好きだから血の気が多いんじゃねぇか?」
『いや、私はホルモンだ~!』
「すげ、体育館の一番端にいんのに聞こえたのかよ!」
『地獄耳だからな~』
「てか先生、マイクで喋らないで下さい、先生の私情がバレバレです」
『そうだな~、じゃあ転校生の紹介をするぞ~!聞いて驚け~転校生は~……男だ~!』
ザワザワッ館内がざわめいた
「さっちんが言ったこと実現しちゃったね!」
「そうだな……ま、どうせへんなやつだろ」
『はい~、静かに~!みんな~ティッシュの準備をしとけ~!』
「さっちん!ティッシュだってよ!」
「いや、いらねぇだろ!みんな、飽きてきてうとうとして何もしてねぇじゃねぇか!」
『よ~し準備できたな~!いいよ~、出てきて~!』
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