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「それじゃ~、今から~自己紹介を~したいと~思います~」
「あの、先生……そのしゃべり方ってなんとかならないんっスか?」
「普通に喋れるわよ?」
なら何故!?
「まぁ~、自己紹介を~始めるから~、席ついて~」
また戻ったし……
「えっと、俺の席は……」
な、何だろう……席に座りたくない……
「ちょっとあなた!早く座りなさいよ!」
「は、はい!」
うん、座りたくない!
でも仕方がない…座るか……
「ちょっと!何でそんな嫌そうな顔してるの!?」
「いえ!していません!」
「はん!どうだか、どうせこの人怖いからやだーとか思ってんでしょ!!」
「そんなことないっス!」
ごもっともだが…
「まぁいいわ、私の名前は板橋紗知(イタハシサチ)よ!覚えておきなさい!忘れたらあなたの権限は私の物よ!わかった!」
なんて世の中だ!
「まぁ、俺は池田達哉だ!よろしくな!忘れたらお前の何かを盗むぜ!」
「ちょ!あなたここがどこかわかってるの!?公共の広場、学校よ!?あなたって変態なのね!」
え!?何故!?
「こら~そこの2人~!イチャイチャするなら~……………殺すよ?」
や!ヤバい!!本気の眼だ!!しかもその眼が複数あるんだぜ!!あぁ、紗知なんか涙目だ……あはれなり
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