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そんなこんなで10人くらい終わり、次は結衣の番だ
「え~、私は結衣です!戦隊物と、面白いことが大好きです! それとたっちゃんも(ここは限りなく小さな声で)よろしくお願いします!」
結衣って戦隊物好きだったんだ………人っていろんなのがいるんだなぁ!
ついでになんか小声でなんか言ってたな……後で聞いてみよ
その後も続き、次は紗知の番
「私紗知、よろしく……グスッ」
……………まだ泣いてる……みんななんか罪悪感感じてるし……
さらにその後も終わり、いよいよ俺の番だ!!派手に決めてやるぜ!
キーンコーンカーンコーン
「あ~、今日はおしまい~!達哉君は~、みんなわかるから~大丈夫だよね~!それじゃ~、かいさ~ん~!」
ぬわぁぁぁぁぁぁんだとぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!
「ドンマイ……クハッ」
「クソォォォ!!お前今まで泣いてたくせにぃぃぃ!!」
「んな!泣いてないわよ!」
「いーや!泣いてた!!」
「泣いてない!」
「泣いてた!!」
「2人とも~やめなよ~」
ハッいかんいかん、紳士であるこの俺が本性丸出しだった……クールダウンだ…
スー、ハー……よし!大丈夫だ!
「八つ当たりしてすまんかったな……」
「当たり前でしょ!まったく!」
クッ!抑えろ、俺!最近の切れやすい若者みたくならないように!
「そ、そうだ!結衣!俺の部屋は「あー!」ど、どうした!紗知!」
「たっちゃん……席の隣人と同じ部屋なんだよ……」
ハァァァ!?
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