1223人が本棚に入れています
本棚に追加
風呂場に入ると、紗知が仁王立ちをしていた
「………お前、スタイルいいな………」
「ど!どこみてんのよ!変態!!ベキッ」
「ウボァァ!」
鼻に……グーだと!?
「ちょ、鼻血出たわよ!」
誰のせいでしょう!
「てかお前も出てるぞ……」
「えぇ!嘘!?拭いてくる!」
バタンっと音をたて、走って行ってしまった
「はぁ、まあいい、洗うか」
頭を洗い終わった後、体を洗おうとした時、紗知が戻ってきた
「今から体を洗うの?遅いわね~!私が洗えないじゃない!仕方ないわね、私が洗ってあげるわ!」
へ?
「だ、大丈夫だ!俺は子供じゃないんだぞ!?」
下もなww
「いいから!じゃあ背中だけやってあげるわよ」
「まぁ背中だけなら……」
「いくわよ」
「わかった」
ゴシゴシッ
「ん、大きいわね……」
ク!狙って言ってんのか!?
「もういいわよ」
「サンキュー」
体を洗い流し、お風呂に入ろうとすると
「ねぇ、やってあげたんだから私も洗ってよ……」
「あ、ああ……」
「じゃあタオル取るわね」
「ちょ、前は隠せよ!!」
「ば、バカじゃないの!?当たり前でしょ!!この変態!!」
よかった……キノコが成長するところだったぜ!
「早くして!」
「はいよ~」
うわぁ、背中小さいな……
「キャフ!ちょ、ちょっとどこさわってんのよ!変態!!」
「すまん!わざとじゃない!」
「わかってるわよ……」
「よし、いいぞ」
「流して」
注文多いな……
「はいよ」
それでも断れない俺って一体………トホホ
「さて、俺は風呂入る」
「私も頭洗ったら行くわ」
来ないで下さい、キノコが成長します
「わかった」
やっぱり断れない……
最初のコメントを投稿しよう!