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しっかし、この風呂、けっこう広いな……俺が5人は入るぞ
「うへぇい！」
なんか風呂入ったら声出るよな
それから5分後、紗知がやって来た
「ふぅ……」
「おい紗知」
「ん？」
「もう一緒に風呂入るのこれきりだからな」
「分かったわ」
拒否されなくてよかった
「でもお風呂って落ち着くわね」
「ああ、そうだな」
「私、男の人と一緒に入るの、お父さん以外あなただけよ」
これは喜んでいいのか？
「ねぇ……」
「ん？」
「鼻血出てるわよ」
うを!?マジだ！
「全く……もうちょっと居たかったけど、もう出るわよ」
「お、おう！」
とりあえず鼻血止めなきゃ！
「じゃあ俺が先出るわ！」
「分かったわ」
俺はティッシュがあるところまで走った
「ふぅ、きっとさっきのパンチだな……」
ティッシュを鼻に詰める
あ！風呂場に着替え忘れた！取りに行かなきゃ
「着替え着替……え？」
「へ？」
そこにはタオルを取って丸裸の紗知がいた
「あ、あっれ～？風呂場に来たと思ったら山が2つあるところに来ちゃったぞ～！俺、登山は苦手なんだよな～……な～んて……」
「こ……んの……ド変態がぁ!!ﾄﾞｺﾞｰﾝｯ」
「ギャアアア!!」
ｸﾞﾌ！んな、んて……こっちゃ………ｶﾞｸｯ
その後、30分は起きなかった
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