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う~ん、今何時だ?
帰ったあと、すぐに風呂に入って寝てしまったせいか、起きた時間がわからなかった
「フニュ……ん?」
なんだろう……柔らかい……
「フニュッフニュ……アン」
アン?
携帯のライトで触っているところを照らすと、右手が山に触れていた
「おおっと、ヤバいヤバい、起きてたら死刑だな……さて、抜けだ……せない!?」
足が絡まっていて、抜け出せなかった
てか誰だ?………紗知じゃん
「おーい、紗知~、起きて~!」
「うっさい!ベシッ」
「いた!……くない」
むしろちょうどいい…………ドMじゃないんだからね!
でも参ったな……どう抜け出すか……
「う~ん、暑い……」
すると、いきなり服を脱ぎ始めた
「ま、待て!紗知!!脱ぐなら足を離せ!!」
上着は脱げブラだけになり、さらに、ブラも外そうと手をのばしている
「ちょ、バカ!マジでやめろ!」
手を掴んだ瞬間、紗知がパチッと目を開けた
「あれ?何であんたが?」
「そ、それより、なんか着てくれ!」
紗知は自分の格好みて、当たり前のように、こう言った
「それがどうしたの?大丈夫よ、あんたしかみてないから、しかもどうせあんた、私を襲う勇気ないでしょ?」
グッ、そのとうりだ……
「で?何であんたがここにいるの?」
「誰もいなかったから?」
「そ、ならいいわ、ところで今何時?」
「4時半」
「早いわね……私は二度寝するわ」
「おう、分かった……ってなぜくっつく?」
「暖かいから」
さいですか……てか下も下着かよ!?
「な、なぁ、くっつくのはいいが、服を着てくれ」
「スゥ……」
クソ!寝られないじゃないか!下も!!
なんとか二度寝に成功した達哉
そろそろ朝か……っておい!マジかよ!?
起きると、紗知が今度は上も何も来てない状態だった。仕方なく、紗知が起きるまで抱きついているしかなかった
「さ、紗知!!起きてくれ!!」
「ンニャ?」
「なんか着てくれ!」
「あら?ブラしてない……て達哉!?何でいるの!?まさか……寝ている間に「そんなことはしていない!!いいからなんか着てくれ!」
なんとか紗知を着替えさせ、達哉も着替えた
………今度から絶対に入らないようにしよ……
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