迷子の迷子の子猫ちゃん!?

2/8
前へ
/233ページ
次へ
う~ん、今何時だ? 帰ったあと、すぐに風呂に入って寝てしまったせいか、起きた時間がわからなかった 「フニュ……ん?」 なんだろう……柔らかい…… 「フニュッフニュ……アン」 アン? 携帯のライトで触っているところを照らすと、右手が山に触れていた 「おおっと、ヤバいヤバい、起きてたら死刑だな……さて、抜けだ……せない!?」 足が絡まっていて、抜け出せなかった てか誰だ?………紗知じゃん 「おーい、紗知~、起きて~!」 「うっさい!ベシッ」 「いた!……くない」 むしろちょうどいい…………ドMじゃないんだからね! でも参ったな……どう抜け出すか…… 「う~ん、暑い……」 すると、いきなり服を脱ぎ始めた 「ま、待て!紗知!!脱ぐなら足を離せ!!」 上着は脱げブラだけになり、さらに、ブラも外そうと手をのばしている 「ちょ、バカ!マジでやめろ!」 手を掴んだ瞬間、紗知がパチッと目を開けた 「あれ?何であんたが?」 「そ、それより、なんか着てくれ!」 紗知は自分の格好みて、当たり前のように、こう言った 「それがどうしたの?大丈夫よ、あんたしかみてないから、しかもどうせあんた、私を襲う勇気ないでしょ?」 グッ、そのとうりだ…… 「で?何であんたがここにいるの?」 「誰もいなかったから?」 「そ、ならいいわ、ところで今何時?」 「4時半」 「早いわね……私は二度寝するわ」 「おう、分かった……ってなぜくっつく?」 「暖かいから」 さいですか……てか下も下着かよ!? 「な、なぁ、くっつくのはいいが、服を着てくれ」 「スゥ……」 クソ!寝られないじゃないか!下も!! なんとか二度寝に成功した達哉 そろそろ朝か……っておい!マジかよ!? 起きると、紗知が今度は上も何も来てない状態だった。仕方なく、紗知が起きるまで抱きついているしかなかった 「さ、紗知!!起きてくれ!!」 「ンニャ?」 「なんか着てくれ!」 「あら?ブラしてない……て達哉!?何でいるの!?まさか……寝ている間に「そんなことはしていない!!いいからなんか着てくれ!」 なんとか紗知を着替えさせ、達哉も着替えた ………今度から絶対に入らないようにしよ……
/233ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1223人が本棚に入れています
本棚に追加