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「はぁ、焦った……」
あの場から走ってきた達哉は公園のベンチに座っていた
「あの技は一番発動したくなかった……」
「あの技って何ですか~!」
「うわぁ!」
ガタッドスッ「いつッッ!!」
さっきの少女が隣にいて、声をかけてきたから、ベンチから落ちた
「だ、大丈夫ですか~!」
少女は慌て達哉の腕を引っ張り起こした
「ども、ところで用件は何ですか?」
少女は深呼吸を二回繰り返したあと、少しむせて、口を開いた
「コホッコホッふぅ、あのですねぇ、達哉さんは17歳って言いましたよね?」
「そうなのか?自分でなにいってるか把握してなかったな、だがまぁ17歳だ!」
「そして見ての通り、男女共学、男子校がないですよね?」
「ああ、非常に残念だ!」
「そこでですねぇ、私らの通う、学校、女子校に招待しようと思うのです!」
「…………………はぁ…………………ハァ!?」
予想外デス!!女子校!?女子校イコール女子だけ、男子が入ったら新たな式ができるって何いってんだ俺!!
「な、何故俺をそこに!?」
「理由は三つほどあります!」
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