目覚め

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・・・。「ん・・・・。」目が覚めた時ボクは家の下敷きになっていた。その事に理解するまでかなりの時間を要しようやく理解しボクは家の下から抜け出す事にした。立ち上がった時ボクは自分の見た光景を疑った。ボクの見渡す限りの家々は全て崩壊していた。ひび割れた地面、倒れ掛かる電柱、潰れた車。・・・とその時だった。「・・・タン・・・ガタンッ」何かの物音がした。見に行ってみると、それはボクが飼っている犬だった。ボクは絡まり合う犬の紐を解いた。そして、ボクは犬と二人になったのだ。
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