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「マジかよ……」
「よくわかりませんが……よろしいですの?」
悩んでもしょうがねぇか……
「あぁ、待たせて悪い。とりあえず一番偉い奴のところへ連れていってくれ。」
俺はインカムを耳から外して首にかける。
「分かりましたわ。付いてきて下さい。」
ツインテールの誘導で学校内を歩く。
「なぁ、さっきのポニーテール……リルアだっけか?ここの奴らは不審者を見つけたら構わず攻撃してくんのか?」
今更だが、さっきの氷の塊が降ってきたときは一瞬死を覚悟した。
「うーん……あの子はせっかちなんですわ。とても純粋で成績も優秀で素行も素晴らしいのですけれど……先走りが多いところだけ難点ですわね。」
俺ははやとちりで死にかけたのかよ!
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