ハーモニア学園

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「そういえばあなた名前は何とおっしゃるの?」 そういや名乗ってなかったな。 「明科 礼二だ。礼二でいい。」 「アカシナ・レイジ?やっぱり変わった名前ですわね。」 「そっちは?名前を教えてくれ。」 「私はニーナ。ニーナ・スティアートですわ。」 ニーナ……ね。改めて異世界を実感したよ。 「そうか。よろしくニーナ。」 「よろしくお願いしますわ、レイジさん。あ、ここですわ。失礼します。」 コンコンとノックをする。どうぞー、と声が返ってきた。 「事情を説明するので少し待ってくださる?」 と言ってニーナは先に入っていった。
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