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『お、学校らしきところに着いたぞ。』
俺は葉っぱを払いながら学校を見る。どうやら学校裏の森にいたようだ。
放課後のせいか人気は少なく、校庭の方からちらほら人が見える。
『いいなぁ……俺も異世界行きたいなぁ……』
『あーはいはい。で、どうしよう?元の世界に帰る方法って知っている人いるのかな?』
『やっぱ偉い人に尋ねた方がいいぜよ。』
ぜよ?坂本龍馬かよ……
『了解した、坂本さん。そこいらの生徒に校長室を聞いてくる。』
『わしゃあ期待して待ってるからのぉ、西郷はん。』
『何を期待してんの?』
『女の子が二次元級にかわいいことを!』
『俺の心配しろよ!』
俺は校庭に軽く走って向かった。
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