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女の子を見ると、薄い赤色の髪。ポニーテール。そして綺麗な灼眼。端正な顔はついアニメを想像してしまいそうだ。
じゃねぇ。観察なんてしてるんじゃなくて言い訳しなくちゃ。
一瞬ポーッとしちまったじゃねぇか。
「いや、その……」
「何よ?」
「ちょっと待って!」
「は?」
俺は忠に助けを求める。
『(おい!やばい、ばれた!)』
『(あー、聞こえてら。俺に任せろ!俺の言った通りに言え!そうすれば道は開く!)』
『(え……大丈夫かよ?)』
凄い不安なんだが。
『(大丈夫だ、問題ない。俺はお前と違ってギャルゲーエロゲーを極めし男だ。俺に間違いはない!あ、ちなみにその子はかわいい?)』
『あぁ、かわいいな。アニメにいそうだ。』
『(そうか。俺に任せな!)』
疑いつつ、俺は忠に任せることにした。
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