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「矢夜依が一番辛いのに…泣けないのに、私が泣いちゃダメだよね」
私はたぶんかなのこおゆう性格にひかれたんだと思う。
誰よりも一番に理解してくれる友達。
「かな、ゴメンね…ありがとう」
私でも意味はわからなかった、だけど言いたかったんだ…。
「うぅん…。矢夜依は悪くない!」
バンッ
かなはいきおいよくテーブルを叩いた。
いなくないのかな…?
って、そんなことより…
「そんな事は早く忘れちゃえ!遊んで遊んで忘れちゃえばいいんだ…」
あの…………
「かな…………。『遊んぶ』って…」
「決まってる!あたしのママの経営している風俗に入って、男を騙す♪」
私の問いに笑顔で応えるかな。
絶対に『遊ぶ』の意味を間違ってる………
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