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「バイバイ➰」
私は高校の帰り適当に挨拶して友達の霜波かなと別れた。
私の家の帰り道は人があまりいない。
あー…暇いな…
私はそんな他愛ない事を思いながら歩く。
ブロロロロッ
後からの車の音。
もちろんそんな事はどうでもいい…と、思っていた。
キキィーッ
私の横で止まった車。
ガラッ
ガッ…
いきなりドアがひらき私の後頭部に鋭い痛みがはしった。
な、なに!?
薄れていく意識の中私が見たのは三人の男。
「ハァ…ハァ…ハァ…」
聞こえる荒い息づかい。
「かわいいねぇ~」
男の声。
どうかこれが悪夢ならいいのに…
私はまた意識を失った。
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