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ガチャ…
「入るよ~!?」
トタトタと足音を鳴らしながらリビングにきたのは、私より小さくて手足がスラッと色白く小顔で黒髪のロングヘアーの女の子。
自慢の友達だ…
ガサッ
「矢夜依が何も食べてないような気がしたから、適当に食べやすい物買ってきたから一緒に食べよっか!」
かなは笑ながら私の目の前に白い袋をつきだした。
袋の中は私の好物ばかり…
オマケに、昨日切れてしまったタバコまで…
「ありがとね!?しかも、心配もかけてるのに…」
カチッとさっそくタバコに火をつけながら少し小さい声で謝った。
「何言ってんの!友達なんだからちょっとは甘えてよね!?」
かなは可愛い顔を膨らませて、私を見た。
「…………………もし、矢夜依が話したくないなら無理に聞かないよ?あたしは矢夜依から話してくれるまで待つから…」
かな…
「さ!早く食べちゃおっか!!あたしお昼食べてないの~」
かなはいつもの笑顔に戻り、テーブルに広げられたパン菓子を選び始めた。
話さなきゃ…
かなはきっと…受け入れてくれるだろぅ…
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