伝説のバレンタインデー

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一人の男子生徒が女子に向かって 「小林がバレンタインのチョコを三つもらったんや。一つは一年から、あとの二つはお前らの誰かやろ?」 女子生徒達は互いに顔を見合わしなんとも言えない表情をしている 「そんなん知らんし。っていうか、チョコを貰ったからっていちいち自慢せんでもいいやんか」 一人の女子生徒が小林に向かって言った すると小林は 「はぁ?自慢してへんやんけ!」 (自慢してるやんけ!) と、ツッコミたくてしょうがなかった すると一人の女子生徒が衝撃的な言葉を口にした 「小林君、昨日ショッピングセンターでチョコ買ってなかった?ワタシ見てんけど。ひょっとしてそのチョコじゃないの?」 小林の表情が固まった 「えぇっ?そうなん小林?」 「自分で買ったん?」 「マジで~?」 次々と疑惑の声があがる そして次の瞬間 「買ってへんわこらぁ!!しばくぞワレェ!」 小林がキレた… 教室が静まり返った すると女子生徒がボソッとつぶやいた 「木下君と一緒にいたやん」 クラス中の生徒が僕を見てきた
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