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…放課後
僕らはダッシュで森山公園に行った
大迫が休み時間を利用して、ヘルメットと看板に【どっきり大成功!】と書いていた
「後10分で4時か…」
「あいつ来るんか?」
心配そうに僕が言う。
すると大迫が
「山本山は絶対に来る…っていうか、男なら誰でも来る」
「大迫、俺すでに吹き出しそうやねんけど」
上田が満面の笑みで言う
「お前マジでサイレントやぞ」
あれは!!?
「おいっ!来たぞ!」
僕が二人に合図した
「プッ、4時ちょうどにきとるやん」
「上田!マジでシャラッピング!シャラップとイングで…」
「もうええっちゅ~ねん!お前がシャラッピングや」
大迫がヘルメットを被り、看板を手に持った
山本は公園内でソワソワしている
「あいつめっちゃ恥ずかしいやっちゃなぁ」
大迫が山本の姿を見て言う
(お前のその格好の方が恥ずかしいやろ)
僕が大迫に
「そろそろいいんとちゃうか?」
「オッケーオッケー!
そんじゃ行ってくるわ」
大迫が飛び出した
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