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今回も小林とのバカ話だ
僕が19歳の時の話…
「キノちゃん、今日も行こうや」
アルバイト先のピザ屋で、小林が僕に話しかけてきた
「マジで?また行くんか?」
僕がだるそうに答えた
「山が俺を呼んでるねん」
「…ったく」
僕はやれやれという表情を浮かべて了承した。 どこに行くのか?
それは…
小林は当時走り屋をやっていた。
走り屋とは、簡単に言えば山道を車でスピードを出して走り、いかに速く走れるか、いかにテクニックを見せるか…そうゆう事だ
小林は日産のスカイラインという車に乗っていた
。僕はまだ免許を持っていなかったので、いつも助手席だ
週に二、三回は行ってたと思う
そしてその日の夜…
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