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そして伝説の夜がやってきた
バイトが終わり、いかりや前で待ち合わせをした
僕が待っていると、小林の代車カリーナがやってきた
「おいっす~」
「おいっす」
いかりやで待ち合わせした時は、挨拶はいかりや長介の物まねでというのが、僕らの中のくだらないしきたりだった
「そんじゃあ次いってみよう!」
小林の似てない物まねとともに、カリーナを発進させた
「小林、今日はどこに行くねん?」
「言うなって!そんなん言うなって!」
「何が?どこに行くか気になるやろ。っていうか、お前なんでいつも同じこと二回言うねん」
「そんなん言うてへん言うてへん!そんなん言うなっつ~~~の!」
「…お前あほやろ?」
しばらく車を走らせていると、田舎道に入っていった。
すると小林が突然車を止め
「よっしゃ!ここらへんでええやろ」
僕は回りを見渡したが、家もコンビニも何もない 田舎道だ
「小林?何すんねんここで」
すると小林が僕に一言、こう言いました
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