伝説のチャールズ

5/5
195人が本棚に入れています
本棚に追加
/77ページ
警察署の取調室みたいなところで調書をとられた まさにドラマのワンシーンのようだった 僕は素直に自分のした事を謝罪し半泣きになっていた ふと、横にいる中村を見ると、明らかに顔がキレている 「中村どうしてん?」 僕が中村に声を掛けた瞬間、またも信じられない光景が!! 「カツ丼だせや!!」 …カツ丼? そう、中村がキレていた理由、それはカツ丼がでなかったこと 僕はありえへんと思っていた 中村は何度も何度も 「カツ丼だせやカツ丼を!」 と連呼していた 結論から言うと、カツ丼はでなかった 中村がなぜあの時、あそこまでカツ丼を欲しがったのかは今も謎だ その後も延々とありがたい説法を聞かされた そしてやっとの事で釈放され、帰る道中で中村が 「何でカツ丼でんかったんやろなぁ?」 …まだ言うか? そんなに好きかカツ丼が? その日以来、チャールズは封印され僕らは普通の高校生に戻った チャールズは本当に危険な遊びなので絶対にマネしないで下さい    めでたしめでたし ~~カツ丼食わせろ!~ 作詞作曲:プリティ真嶋 カツ丼 カツ丼食わせろ~ カツ丼 カツ丼食わせろ~ カツ丼 カツ丼食わせろ ポリ公image=68852752.jpg
/77ページ

最初のコメントを投稿しよう!