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「木下、俺はお前の努力に対して…」
「ちゃうやん!そんなんちゃうやん!!ほんまなんやねん!?」
僕がここまでキレるのには訳があった
(よりによって、天野さんがいる前で言いやがって~!!)
そう…当時、クラスメイトの天野さんに、僕は胸キュンだった
僕は恐る恐る天野さんの方を見た
「キャハハ…」
(笑ってるよ~!白い歯を出して笑ってるよ!!)
僕は
(さよなら胸キュン)
と、天野さんに別れを告げた
だがしかし、もう一つキレる出来事があったのだ
それは
「ワハハハ!」
「キノちゃん6点て!?」
「おもしれ~」
「ギャハハハ!!」
(ギャハハハ??)
そう、この【ギャハハハ】と、笑った男に対して僕はブチ切れした
その男の名は三上 和(みかみ かず)
僕はすかさず三上の方を向きキレ口調でこう言った
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