バカ短編集

伝説のテスト

「おい三上ぃ！！」

「ギャハハハ…えっ？何？」

「他の奴に笑われるのは許せるけど、お前に笑われるのだけは許されへんぞ！！」

「何で俺だけ？？」

「はぁ！？お前、前回の中間テスト、五教科の合計何点やってん！？」

「えっ？…いや、その」

「お前26点やったやんけ！！」

そう、三上は五教科の合計が26点だった

また爆笑の渦に包まれた

「マジで三上ぃ！？」

「ある意味天才やぞ！」

そして小林が三上に向かってこう言った

「おい和、俺は今までお前の事を【お腹が空いたらスニッカーズ】にちなんで、あだ名をスニッカーズと呼んでたけど、今日からは26（ﾆﾛ）ッカーズと呼ばせてもらうぞ！」

また教室内が爆笑の渦に包まれた

三上は顔を真っ赤にし、うずくまっていた

最終的には三上がオチになってくれたおかげで、僕の印象は薄くなった

だが僕は納得がいかず、学校帰りに薬局に行き、オキシドールという薬品を買い髪の毛にかけまくった