伝説の男……の、親父

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この話は、数々の伝説を残してきた、小林の親父の伝説である… 中学三年の春 「でへへ、キノちゃん」 「ん?おぉ小林、どうしたん?」 「今日は土曜日で、学校昼までやから俺ん家で遊ぼうぜぃえ~」 「…どうでもいいけど、お前普通に喋られへんのか?」 「普通やっつ~~の」 「…分かった。とりあえず、学校終わったら行くわ」 「でへへ~、ゲーマーなろうぜゲーマー」 「…とりあえず学校終わってから話そうや」 「スーパーファミコンはお~もろいで~~」 「もうええっちゅーねん!」 「昼飯は俺ん家で食べや」 「ありがとう」 そして僕らは学校が終わると同時に小林の家と向かった 伝説のコンポ坂でも話にでたが、小林の家は銀行の寮で、父親が管理人をしている。空き部屋の一つを小林が自由に使っているのだ 「キノちゃん、今日は馬がおるから気をつけてな」 …馬 なぜか小林は父親を あいつは人間じゃない! 馬だ! と、いつも言っている (じゃあ、お前は馬の子か!?)
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