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僕らは小林の部屋でゲームをやっていた
しばらくすると部屋の内線電話が鳴った
「お~い、できたど~!食べに来いや~!……あっ、キノ!電球替えてくれな電球を!」
(だからなんで俺やねん!!)
「ごめんな~、キノちゃん。親父、馬やから替えられへんねん」
「いやいやいやいや…馬ちゃうやろ!?人間やろ!?馬が飯作ってるんか!?」
「でへへ~、あんまりおもろい事言うなよキノちゃ~ん」
「…もう突っ込むの疲れてきた。とりあえず行こうや」
僕らは食堂に向かった
食堂に入った途端に
「キノ!電球!電球!」
「…………はい」
僕はまず電球を替える作業をした
そして
「おっちゃん、終わりました」
「おぉ!キノ!ええ感じやないかぁ!」
「いや、ええ感じって?電球替えただけで電気はつけてないのに、いいとか悪いとかあるんですか?」
「とりあえず食ったらいい!…キノ!」
「はい?」
「とりあえず食ったらいい!」
「…いや、今それ聞きましたけど?」
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