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「まぁとりあえず、ピコポンはほどほどにしとけよ!」
「分かったって!キノちゃん行こうや」
「おぉ、分かった」
僕らは再び小林の部屋に向かった
「小林、ピコポンてなんやねん?」
「ファミコンに決まってるやん。常識やろ?」
(……………)
「…ちょっとお前、ぶん殴っていいか?」
「でへへ~。とりあえずゲーマーの続きしようや」
「…はぁ。何がピコポンやねん」
こうして僕らは、夜までピコポンをやっていた
そして夕食時に再び内線電話が鳴った
「おい!飯できたど~!」
「はいよ~!キノちゃん、行こうや」
「分かった~」
僕らはまた食堂へ向かった
そして馬が
「よっしゃ!小林義雄特製の野菜ラーメンや!」
(…えっ?)
僕は自分の目と耳を疑った
そうテーブルに置かれた食べ物は、昼間と全く同じ、小林義雄特製野菜ラーメンだった
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