伝説の水爆弾サッカー※(ただいま作成中)

2/16

195人が本棚に入れています
本棚に追加
/77ページ
中学三年夏休みの部活… 「でへへ~、キノちゃん死ねや~!!」 バッシャ~ン!! 「痛っ!!冷たっ!? 小林!くそが~!」 バシャッ 「冷たいぜぃえ~!!」 …僕らはブラスバンド部だった クラブを引退もせず、毎日小林と水爆弾戦争をしていた ~~水爆弾戦争とは~~ 風船の中に水を入れ、それを標的に目掛けてぶつける…いたってシンプルなバトル 標的にぶつかった時に、風船が弾けて水浸しになる姿を見るのが最高だった たまにボールみたいに跳ね返る不発弾もある 「キノちゃん、ちょっと休戦しようや」 「そうやな」 僕らは一階に設置されている冷水機で水を飲み、ちょっとの間雑談をした 「キノちゃん」 「あっ?」 「なんか二人で水爆バトルって虚しいな?」 「それを言うなって!みんなめちゃめちゃノリ悪いからなぁ…」 「もっとクラス中を巻き込んでバトりたいわぁ」 その小林の一言で、僕はひらめいた 「おい小林!」
/77ページ

最初のコメントを投稿しよう!

195人が本棚に入れています
本棚に追加