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「うるせぇな。ブスは黙れや。」
秀雄はただそう言った。
「ヒャハハハハ!」
秀雄がいた所にいる景と賢太は笑っている。
「あんたがそんなんだからまとまんないのよ!少しは他の人考えなさいよ!」
二宮はかなり熱が入りながら秀雄を叱った。
「そういうのがウザいんだよ!黙らねえと~ガラガラガラ
秀雄が何かを言いかけた時、教室のドアが開いた。
皆の視線が集中する。
「えっ?」
「うそ……」
「なにあれ…?」
中には声を出して驚いている奴もいた。
教室に入って来たのは渡邊すみれだった。
3ヶ月前とだいぶ変わっていた。小顔でかなり美少女のままだが、髪は茶髪になり、ます雰囲気がだいぶ変わっている。
「…………何で…」
小さな声で秀雄がそう言ったのを俺は聞いた。
どういう意味で言ったのかは分からないが、かなり動揺してるのが分かる。
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