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またかよ………この光景は良く見るが、こいつらホントにくそだ。 「や…止めてよ山野君……今月のぶんはもう渡しただろ……?」 「だから~たらねぇからまたよこせっつってんの。」 秀雄に聞いてるはずなのに賢太が答えてきた。 「賢太の言う通りだ。早くよこせって。」 秀雄は胸ぐらをつかみかかっている。 「嫌だって………ホントに止めてよ……」 「おい!何やってんだよ?」 俺は声をかけた。いつものようにアホみたいな事を朝からやってるこいつらがウザくて仕方がなかった。 「お、拓也か、何かようか?」 秀雄は中西から目を離し、俺の方を向いてきた。
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