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ミッキーとミラ
ミッキー「うーん……どうしようかな……。」
ミッキーは歩きながらミニーにあげるプレゼントを考えていた。すると
ミッキー「あれは!」
ミッキーは、木の前で困っている男の子を見つけた。
放っておけないミッキーは
ミッキー「どうしたんだい?」
男の子「あのリボンが木の枝に引っかかって……」
ピンクのリボンが引っかかってとれない男の子のためにミッキーは
ミッキー「ちょっと待ってて。」
ミッキーは木に登り、リボンを取ってあげた。
ミッキー「はい。」
男の子「ありがとう!お兄ちゃん誰?」
ミッキー「僕?ミッキーマウスだよ。君は?」
ミラ「僕、ミラっていうの。」
ミッキー「ミラ君、そのリボンをどうするんだい?」
ミッキーは興味津々に聞いてみた。
ミラ「僕、実は好きな女の子がいるんだけど、その子にあげたいんだ。」
ミッキー「きっと喜ぶよ!その子はどんな子?」
さりげなくどんどん聞いてみるミッキー。
ミラ「普段はクールで口数も少ないんだけど、この間僕がいじめられてたところを助けてくれて、優しい子なんだ。」
しかしミラは
ミラ「でも、女の子に助けてもらうなんてカッコ悪いよね。デートにも誘いたいけど、あっさり断られるような気がして……」
そんなミッキーは
ミッキー「ミラ君、にっこり笑ってみて。」
ミラ「えっ?」
ミラはミッキーの言うとおりに笑って見た。
ミッキー「いい笑顔だね!それならきっと大丈夫だよ!」
ミラ「どうして?」
ミッキー「君の笑顔で彼女もきっと笑ってくれるはずさ。言う前からダメなんて思わずにやってみたらどう?」
ミラ「本当に?」
ミッキー「うん!大丈夫!応援するよ!」
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