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ある日、アヤは男の子たちにいじめられていたミラを助けました。
アヤ「やめなさいよ!」
アヤは男の子たちに怒って追い払った。
アヤ「大丈夫?」
ミラ「うん。どうもありがとう。」
アヤは時計を見て
アヤ「いけない!遅刻だわ。またね。」
ミラ「待って。せめて名前だけでも……」
アヤ「アヤ!」
ミラ「僕、ミラ!」
この日、アヤは習い事に行くため、ミラとまともに話さなかったが、2人の出会いはここが始まりでした。
そしてミラは、アヤに恋心を抱いていた。それからは、積極的にアピールするが、あの時の優しさとは裏腹に、彼女はミラのアピールを無視する事が多い。この時、アヤはまだ男の子に興味がなかったからだ。
そしてまた別の日、2人は朝早くばったり出会った。
ミラ「おはよう!」
アヤ「おはよう。」
ミラの挨拶にアヤも挨拶して、彼女はすぐ去ろうとした。しかし
ミラ「一緒に行こうよ。」
アヤ「いいけど。」
アヤはミラと学校へ行くことになり
ミラ「アヤちゃんってすごいよね。勉強できて、運動もできて。」
アヤ「ありがと。」
アヤはミラのほめ言葉に素っ気ない態度で返事した。
ミラ「何か習い事やってるの?」
アヤ「塾と空手をやってるけど、それがどうしたの?」
ミラ「今度教えてくれる?」
アヤ「私で良ければ。」
ミラのアピールを受け流すアヤ。そしてついに!
ミラ「僕、アヤちゃんのこと、好きかもしれない。」
アヤ「!」
ミラの突然の告白でアヤは態度が変わった。
ミラ「だって、アヤちゃん強くて、可愛いし、優しいもん。」
ミラの言葉にアヤは頬を赤らめながら
アヤ「なにいってるの?それより、あなた今日日直でしょ?」
ミラ「あっ、そうだ!大変だ!先生にしかられる!アヤちゃん後でね!」
ミラは慌てて教室に向かった。ミラの告白にアヤは
アヤ「もう……」
今日も学校では、他の男の子と好きな子のことで話すミラの話をこっそり聞いたアヤは、ミラが自分のことを「可愛い」、「優しい」と言ったのを耳にして、顔を赤くして、手紙を書いたのだ。ミラも彼女をデートに誘おうとお店でリボンを買ったのだ。
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