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「また来るね。それと、私はみく。只今、21歳だよ。実はけんくんとあまりかわらないんでした。」
みくは、小悪魔的な笑いを浮かべていた。
けんはちょっと面食らった。
この女性、、、みくは年齢よりも、こういっては悪いが、少しばかり、いや、もとい、かなり上に見えたからだ。
服装といい、化粧といい、かなり年上の落ち着いた雰囲気をかもしだしていた。
絶対に言えないが…。
ただし、キュートで美人顔であることは、彼女の名誉?!の為に伝えておこう。
驚きも冷めやらぬうちに(けんの無表情さではわからなかったかもしれないが)カタンと常連客の一人が入ってきた。
「けんくん、いつもの。」
そういっていつもどおりの席に座った。
「なるほど。あんな風に入ってくるのね。じゃあ次回はそうする。それじゃまた。そうだ、次回はみくさんって呼んでね。」
そういってみくはヴァニラを後にした。
(21歳でアメリカと日本で研究?なにやってんだろう?アメリカって確か頭がいいと飛び級みたいなのあんだっけ?すごいな。何の研究してんだろ?)
まずいまずい、お客さんにお酒を出さなきゃ。
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