イロバウアー

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ゲームは終盤に近付く。 「ち…ちょっとコレきついね…」 脚全開でブリッジ… 観客の大半が失神している。 美月がバツを打つ。 「そろそろきつくなってきたな…」 俺も手足を付ける。 「でもまだいけるぜ!」 「えぇ~…私もう大分きついよ…」 これが力の差だ。 丸は後八つ。 「よいしょっと…うわっ!」 美月が崩れ落ちる。 「キター!!」 「やったあああ!!」 「二回目の負け…かぁ。」 「スカート短くだぞ!太股の半分ぐらいまでな!」 「えぇ!?それって短すぎない!?」 「問答無用。異議があるなら挙手で。」 「はい!」 美月が手を上げる。 「何だね?」 「いくらなんでも短すぎると思います!」 「よし、体操ズボンも無しだ。」 「嫌だっ!」 「いいのかい反抗して?下着も無しにするよ?」 「…このド変態。」 「美月もようやく思春期か。いっそスカートも無しに_」 「スカート短くするだけでいいです…」 「体操ズボンは?」 「常備で…」 「明日一日お兄ちゃんと呼んでくれるなら体操ズボンは免除してやろう。」 「お兄ちゃん!?」 「嫌ならいいんだ。体操ズボン無しになるだけだから_」 「分かりましたっ!」 美月がちょいギレ声で言ってきた。 フヒヒ…明日が楽しみだぜ…
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