第一話

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スバルside お兄ちゃんは私を抱きかかえ、空へと飛んだ 「うわ~~!!」 私はそれまで、何時も眺めていた星空の美しさに歓喜の声を上げた 『綺麗か?』 私は迷わず、 「うん♪」 『そっか♪』 お兄ちゃんも私の意見に賛同してくれた 私は何時も見ている空がこんなにも近く、それでいて美しいと思った。それと同時に守りたいとも思った 『ほら、着いたよ』 私がそんなことを考えているうちに避難所に着いたらしく、私を優しい下ろしてくれた 『じゃあな♪もう、危ない真似すんなよ?』 それだけ云うとニコッと笑顔を見せて行ってしまう。私は思わず叫んだ 「あの!」 『ん?どうかした?』 「お兄ちゃんの名前は?」 ただ、それだけが聞きたかった 『おいおい、先にお礼が先だろ?』 「あっ…」 お兄ちゃんは、ニヤニヤしながら答えた 『管理局の紅狗…黒崎焔一等空尉だ!覚えときな♪』 それだけ云うと私と正反対の道を歩きながら手を振ってくれた
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