第二話

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「スバル!準備はいい?」 彼女はティアナ。オレンジ髪のツインテールがトレードマーク 「何時でもいいよ!ティア」 そう、彼女はあの災害に居た少女だ あれから月日が経ち、彼女も管理局に入った そして今は魔力ランク昇格テストを受けるところ 「オーケー、いつも通りやりましょう」 ガシッ 「うん!」 スバルは自分の拳と拳をぶつけ合う 「《どうも~、私が試験官を務めるリインフォースⅡ(ツヴァイ)です》」 二人の目の前にモニターが現れ、試験官らしき女性から説明があった 「《……ということです。質問はありますか?》」 「「大丈夫です!」」 「《では、いきますよ~……スタート!》」 その合図と共に二人は走り出す 彼女らが受けているのはBランク昇格テスト その内容は至って簡単、数ある中の“本物”の的に当てつつゴールを目指すと云うもの “本物”と云うことは当然、偽物もある 偽物に当てないようにするのも評価の対象だ そして、Bランクには大型の機械[ガジェット](詳しくは追々)を倒す これも含まれている
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