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某ミッドチルダ付近
「おい!こっちに人手を回してくれ!」
管理局の男性が慌ただしく叫ぶ
今、此処で大規模な火災が起きている。私やなのは、フェイトにはやてもかり出されている
『建物内に逃げ遅れた人が居るか見てくる』
「黒崎一等空尉、お願いします」
『《すまん、なのは来てもらえるか?》』
この世界にしかない念話を飛ばす。思ったことを念じるだけで相手に伝わる優れものだ
「《了解!急ごう》」
俺たちは急いで建物内に入った。
中には人が誰もいなく、管理局の迅速な避難活動がわかる。
だが、
『(あれは…バリア!?まだ人が居るのか?)』
近く駆け寄ると、紫色の髪の少女が倒れていた。
『大丈夫か!』
「うっ…」
幸いにも外傷もなく、体内の酸素が少ないだけだ
『《なのは、多分この子で最後だ。引き上げよう》』
「《分かった、今からそっちに向かうよ》」
『もう大丈夫だから』
「ス……バル…が」
『スバル?……《はやて!避難者の中にスバルって名前の人は居るか?》』
「《えっ?ちょい、待って~な………居らんけど、どうしたん?》」
『いや、何でもない』
胸騒ぎがする…
「お待たせ~」
『なのは、すまないがこの子と先に避難してくれ』
なのはが来て早々、少女を預け建物の奥に向かった
「ふぇ!?ちょっと!焔くんどこ行くの~」
なのはの声が届く前に行ってしまった
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