心のふるさと

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母の出身地九州は、子ども時代、毎年夏休みに長期滞在していたから、母の里帰りは、私達も祖父母や親戚に会える、ふるさとというイメージだった。 十代の終わり、迎えてくれる祖父母が亡くなり、伯父の一家が跡を継ぐと、母の里帰りは終わった。
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